TRANSCREATION BLOG

  • 小塚 泰彦

トランスクリエーションの事例6

アメリカの半導体メーカーIntelがブラジルでキャンペーンを展開したときの話。


英語でのスローガンは“Sponsors of Tomorrow”でした。直訳すると「明日の保証人」といった意味合いです。


ブラジルなのでポルトガル語に翻訳しなければなりません。この意味をそのままポルトガル語にすると、ブラジルにおいては「明日を保証すると言ってるけど、約束が果たされるかわからない」という懸念を引き起こすことがわかりました。


ブラジルの社会の状況と人々の心情をしっかり捉えなければ、言葉を響かせることは出来ません。


そこで、“Sponsors of Tomorrow”は次の言葉にトランスクリエーションされました。


“Apaixonados pelo futuro”


英語にすると、“In love with the future”。「未来と恋してる」といったニュアンスです。


ブラジルは新しいテクノロジーをどんどん取り入れようとしている。そして、ブラジルはとても情熱的な国である。英語の原文の意図を最大限保ちながら、ブラジルの人々が今こそ新しい未来を熱望している、その状況を巧みに表現した一行です。


出典:『The Little Book of Transcreation - Insight into the world of creative translation 』


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#トランスクリエーション #Intel #SponsorsofTomorrow



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